■第Ⅰ期(2021~2022年度) 活動報告
〇バス停分科会
バスの高質化の要素の一つとして、「街の拠点となる新しいバス停の提案」をテーマに調査研究を実施しています。バス停に求められる機能や高質化の要素について、実在するバス停をモデルに現状・改善点・課題等を整理しました。
・モデルバス停A・B:まちの中心部や市街地の高機能が求められるバス停
周辺施設との連携や快適な待合空間、情報提供、分かりやすいデザイン表示、乗継拠点の整備など
・モデルバス停C:都市の郊外や地域コミュニティの中心に位置するバス停
官民連携事業を含めた再整備の方向性や具備すべき機能、実現に向けた課題、付加価値を生み出す附帯機能や団地運営者の関与など
〇速達性分科会
バスの高質化の要素の一つとして、幹線バスの定時性・速達性に着目し、「幹線バスが目指す水準の提案」をテーマに調査研究を実施しました。
・好事例のレビューを通じた機能検証
好事例とされている取組みに関して、実態調査やヒアリング等を実施し、取組実施の上での課題や実施による効果等を整理し、要素技術としての導入可能性を整理しました。
・3要素に着眼した要素技術の要件整理
下記の3要素に着眼の上、好事例をレビューし、取組効果や導入課題・導入可能性を整理しました。